心理学系大学院へ行こう

“心理学系大学院へ行こう”では、主に大学院入試対策向けの参考書や受験のための知識を紹介しています。卒論対策にも一読ください。 さらに, 研究者になるにあたって役立ちそうな記事も掲載しています。psychology_ganbaru

勉強の仕方(心理学英語)

心理学英語の勉強の仕方は簡単。問われるのは心理学の知識です。
基本的には
Atkinson and Hilgard's Introduction to Psychology With Infotrac (ヒルガードの心理学)
Atkinson And Hilgard's Introduction to Psychology (Cram101 Textbook Outlines)
の二つで問題ないでしょう。

ヒルガードの心理学はアメリカの心理学入門書です。
まず心理学入門書としての評価が高いです。幅広くよくまとまっています。
そしてアメリカらしく、デカい。重い。絵がキレイ。
英語の文体は平易で読み易いです。
読み易いというのはそれだけ文章が上手いということ。
余計なことにエネルギーを使わずに済みます。
心理学英語の全般的な力をつけたいならば必須でしょう。

また、全部読むのが面倒な人はCram101の心理単語帳(?)でもいいでしょう。
ヒルガード本文に含まれている心理単語と説明が勿論英語で書かれています。
コストパフォーマンス的にも十分納得できる本でしょう。
僕はこっちで勉強しました。
ヒルガ−ド本体も買いましたが分量的に全ては読んでません。

臨床心理士指定大学院受験用には色々出てますけどどうなんでしょうか。

何か情報あればください。

ちなみに、大学院に入ってから本当に必要な英語力は英語の専門書や論文を読む力です。
なので、それらを読めるようになっていれば問題はないでしょう。
少なくとも自分の専攻する分野のものは何かしら読んでおきましょう。
なるべく話が広いものの方がいいでしょう。レビューや展望論文など。
論文については学校の図書館や、WEB上に膨大にあります。