book review
一応，★五つ。 心理学統計入門 わかって使える統計法 講談社サイエンティフィク 板口・森（著）★★★★★ 本書の最大の特徴は，「わからなくてもいいから，とりあえず覚えておけ」という部分と，「しっかりと原理と仕組みを理解する」ための解説が分かれていると…
多変量データ解析法 心理・教育・社会系のための入門 足立浩平 ナカニシヤ出版 2006 ★★★☆☆ 統計本、多変量データ解析についてのかなり有名な本です。 昔書いたメモが見つかったので、少し修正してアップしますね。 一章90分の講義に設定してあります。てこと…
現代心理学入門―進化と文化のクロスロード（川島書店） ★★★☆☆ 西本 武彦 (著), 福澤 一吉 (著), 越川 房子 (著), 大藪 泰 (著) 今回の紹介は簡単です。 早稲田大学文学研究科、心理学コースを受験する方は買ってください。 受験しようと思っている方はわかる…
心理測定法への招待―測定からみた心理学入門 (新心理学ライブラリ (13)) 心理測定法への招待―測定からみた心理学入門 ★★★★☆ 市川 伸一 統計のくくりにしていますが、正確には統計の本ではありません。その名の通り、「心理測定法」の本。 心理測定とは、心理…
認知心理学概論 (放送大学教材) 認知心理学概論 (放送大学教材) ★★★★☆ 高野 陽太郎 波多野 誼余夫 No imageなのでテキストリンクで。 その名の通り、認知心理学の概論書です。 内容が、とてもまとまっていてわかり易い。 概論書、としては最高にわかり易い、…
富田の基礎から学ぶビジュアル英文読解 構文把握編―代々木ゼミ方式 ★★★☆☆ 富田 一彦 (著) 英文の日本語訳対策用教科書です。 大学受験用のものですが、日本語訳の練習には適しているでしょう。 最初の方の設問は日本語として意味不明ですが、そんなことは無…
認知心理学キーワード ★★★★☆ 森 敏昭 (編集), 中条 和光 (編集) 定評のある有斐閣双書KEYWORD SERIES。 認知心理学は、このシリーズの中では一番良いと思われます。 というか、他の分野が微妙な気が。 認知心理学にはそれだけトピックが確立されているといえ…
必修1000 心理学基本用語集 ★☆☆☆☆ 必修心理学用語編集グループ (編集) 買う必要はありません。ゴミです。 500円なのと、薄いので評価されているようですが、なんのその。 それなら自分で同じサイズのノートで単語帳を作った方がためになるでしょう。 英単語…
院単―大学院入試のための必須英単語1800 ★★★★☆ 安藤 文人 （著） 唯一（？）の大学院受験用英単語帳です。 大学院受験の一般英語は、意外に教材がありません。 おそらく、大学で学んでいるだろう、ということが前提なのでしょう。 学術的な英語なので、TOEIC…
自分でできる心理学問題集 ★★☆☆☆ 二宮 克美 (著), 宮沢 秀次 (著), 大野木 裕明 (著) 自分で出来る問題集です。 そんなものは当たり前だと突っ込みを入れたいです。 50問×3レベルで全て5択問題だったと思います。 ある程度難しいかもしれませんが、ある程度…
心理統計学の基礎―統合的理解のために★★★☆☆ 南風原 朝和 (著) これも有斐閣アルマシリーズ 心理統計学の基礎、タイトル通り基礎から書いています。 世間では基礎から学ぶにはもってこいの良書、と書かれていますが 実際僕にはよくわからなかったです。何度読…
複雑さに挑む社会心理学―適応エージェントとしての人間 ★★★★☆ 亀田 達也 (著), 村田 光二 (著) 有斐閣アルマシリーズ 社会心理学を「適応」という概念から紐解いていく本。 社会心理学の基本的なところはしっかり抑えてあります。 その上、ひとつの解釈で全…
認知心理学―知のアーキテクチャを探る(有斐閣アルマ) ★★★★☆ 道又 爾 (著), 大久保 街亜 (著), 山川 恵子 (著), 北崎 充晃 (著), 今井 久登 (著), 黒沢 学 (著) これも有斐閣アルマシリーズ。 認知心理学の「おもしろさ」を伝えようというコンセプトで書かれ…
心理学研究法(有斐閣アルマ) ★★★★☆ 高野 陽太郎 (編集), 岡 隆 (編集) 有斐閣アルマシリーズ。 その名の通り、心理学の「研究法」について書いてあります。 研究とは何か。問題に対してどのようなアプローチを取れば良いのか。 そしてどのようにデータと向き…
心理学 ★★★☆☆ 鹿取 広人 (編集), 杉本 敏夫 (編集) 心理学の概論書。 本文とは別枠（コラムみたいな形）で、過去の重要な研究を詳しく紹介してあるところが特徴。 逆に、そのせいで本文が読みにくくなっていますが、本文は流れを追う程度でしかないのでそこ…
心理学辞典（有斐閣） ★★★★☆ 最もスタンダードな心理学辞典です。 大きさ的にも値段的にもまぁ置いておける、という感じです。 無いと少し困ります。 が、購入となるとどうでしょう。図書館などには必ずあります。 家で勉強する人は買ったほうが良いでしょう…
心理学 (New Liberal Arts Selection) ★★☆☆☆ 無藤 隆 (著), 遠藤 由美 (著), 森 敏昭 (著), 玉瀬 耕治 (著) 心理学の概論書。592ページとかなり分厚い。 一応有斐閣が出してるんですが、分野によって相当偏りがあります。 認知、社会はいいでしょうが、発達…
Atkinson And Hilgard's Introduction to Psychology (Cram101 Textbook Outlines)★★☆☆☆ 気をつけてください。 ヒルガードの心理学のペーパーバック版ではありません。しかし、意外に使える。 違うところ（Cram101）が出している、ヒルガードの心理学勉強用…
Atkinson and Hilgard's Introduction to Psychology With Infotrac ★★☆☆☆ 心理学の有名な概論書。 洋書。価格は8000〜9000円くらい。 日本語版を買おうとすると、版がひとつ古い上に16000円ほどします。 というかこれは心理学用語を含め英語の勉強に使用す…
よくわかる心理統計 ★★★★★ これは、絶対に必読。間違いない。 「よくわかる」シリーズの心理統計編。 データとは何か、水準とは、母数とは、推定とは、などという心理学に必要な統計の初歩の初歩から 丁寧に解説してあります。逆に言うと、必要でないものは…
□統計学編 ★★★☆☆ 試験に出るシリーズの統計編。 基礎的なおさらいが最初の方に簡潔にまとまっているのが良い。 そこは絶対抑えなければならない部分なので、復習にどうぞ。 しかし、後のほうは小難しく、過去問がダラダラと載っているだけ。解答はおざなり。…
公務員試験用の本。 問題形式で量のある本というのはこのシリーズくらいなので非常に重宝します。 解説は雑なので、最初にあるブックリストを参考に適宜するとよいかも。 といっても、そんな暇もないだろうから、有斐閣の心理学辞典でチェックするくらいで十…
