論文の教室
論文の教室―レポートから卒論まで (NHKブックス)
戸田山 和久
大学に入ったらとりあえずこれを読め。
と言えるくらいのかなりのお役立ち本です。
レポートの書き方が解る。点数が上がる。単位が貰える。
という実用的な面を超えて必要なことがしっかり書かれています。
文の書き方とはつまり、考え方。
そして考えたことを他者に伝える力。
社会に出ても、出なくても必要になる力です。
レポート・論文の書き方本というものはたくさんありますが、
この本が一番らしいです(筆者曰く)。
ただ、そんな主張も納得できるような内容となっています。
まず、とっても読みやすい。ので、とてもわかりやすい。
そして何よりも現実的に使いやすいことが書かれています。
宙に浮いた話ではないため、読後にはかなり「論文が書ける」
気になるでしょう。
レポート・論文なんて、何も教えてもらわなくても書けるよ。
と思う方も是非一読してみましょう。得るところは必ずあります。
いくら考えが面白くても人に伝えられなければ意味がありません。
研究者を目指す学生なら、「必読」の本じゃないでしょうか。